Home » ブログ » written by 関 康子 » [遊び×学び12] おもちゃの動向を占うトイフェア

[遊び×学び12] おもちゃの動向を占うトイフェア

2013.2.8 category : ブログ written by 関 康子

1月~2月にかけて、ヨーロッパとアメリカで、その年のおもちゃの動向を占う、トイフェアが開催されます。

ヨーロッパは、ドイツ、ニュルンベルクで、1月30日~2月4日まで。アメリカは、ニューヨークで2月10日~13日。2つのフェアには、世界中の主なおもちゃメーカーが集結し新作を発表し、バイヤーがお目当てのおもちゃを買い付けるというわけです。

「ニュルンベルク国際玩具見本市」は、ヨーロッパの伝統的な木製遊具を起源としていましたが、最近では現代的な電子玩具に加え、中国、東南アジアなどからの出店も増えています。実際、ヨーロッパの有名玩具メーカーも製造は中国や東南アジアで行っている場合が多く見受けられます。ただヨーロッパのメーカーの多くは、家内工業的な中小企業が多く、それぞれ思想に基づいた独自の「グッドトイ」を生産している点が特徴です。

一方、ニューヨークの「TIAトイフェア」は、もう少しビジネス的といいましょうか、大手おもちゃメーカーによる、まさに現代のトレンドを先取りした、あるいはエンターテイメント性の高い商品が多く発表されています。

10年程前、ニュルンベルクの見本市に行きましたが、1日では見切れないほどの大規模な会場で、お目当てのブースを見つけるだけで一苦労しました。ただ、ドイツ、オランダ、イタリア、フランス、イギリスなど、それぞれの国で玩具のデザインや色彩感覚に差があって、ヨーロッパ文化の多様さを奥深さを再認識。楽しい2日間でした。

両方とも事前に登録すれば見学可能です。興味のある方はお出かけください。サイトを見るだけでも楽しいですよ。

ニュルンベルク国際玩具見本市

TIA トイフェア2013

関 康子

デザインエディター、トライプラス代表 デザイン誌『AXIS』編集長を経て、フリーランスのエディターとして活動。2001年にはトライプラスを共同設立し、「good design for children」を目標に、子どもの「遊び、学び、デザイ ン」のための商品開発、展覧会・出版企画・編集にもあたる。2011年、「倉俣史朗とエットレ・ソットサス」展(2121DESIGN SIGHT)で、ディレクターを務める。女子美術大学非常勤講師。 著書に『世界のおもちゃ100選』(中央公論新社)、AERA DESIGN『ニッポンのデザイナー100人』『ニッポンをデザインした巨匠たち』(共著、朝日新聞社)、『超感性経営』(編著、ラトルズ)、「倉俣史朗とエットレ・ソットサス」(編著)など。

Copyright(c) 2013 オキドキサイエンス | 科学教材 実験キット販売 All Rights Reserved.